【ヴィヒタ完全ガイド】効果を120%引き出す選び方・使い方・長持ちお手入れ術まで徹底解説

vihita-0
  • URLをコピーしました!
悩んでいる人

サウナのシーンでヴィヒタを見かけるけど、どんな意味があるの?

サウナーとしてヴィヒタを知らないのは恥ずかしい…

ヴィヒタの使い方、これで合ってるの?

最近、話題になるようになったヴィヒタですが、実は、サウナの本場であるフィンランドでは2000年以上前から、サウナの習慣に取り入れられてきました。

ヴィヒタは健康法の一つとして、フィンランドのサウナ文化に強く根付いています。

当記事は、ヴィヒタ販売会社の社長やサウナ専門家の意見、日本サウナ・スパ協会の教材を参考にしながら書きました。

当記事で紹介すること
  • サウナ体験を深める!ヴィヒタの4つの驚きの効果
  • ヴィヒタの使い方3種をマスター!サウナライフを格上げ 
  • ヴィヒタの選び方6つの秘訣!これで至福のひとときを

正しいヴィヒタの使い方をすることで、健康効果を得られるのはもちろん、サウナに新しい風を吹かしてくれます。

ぜひ最後まで読んで、サウナを楽しむのに役立ててください。

サウナの魔法の葉、ヴィヒタとは?

vihita-1

ヴィヒタとは、一般的に白樺(シラカバ)の枝葉をブーケ状に束ねたものです。

ヴィヒタで体を叩いたり、押し当てたりする「ウィスキング」という使い方が定番で、心身をリフレッシュするのに役立ちます。

フィンランドでは「ヴィヒタ抜きのサウナは塩抜きの料理」という金言があるほど、親しまれています。

サウナ体験を深める!ヴィヒタの4つの驚きの効果

vihita-2

ヴィヒタ(白樺)の成分と、ヴィヒタで体を叩くことによって得られる4つの効果を紹介します。

  1. 血行促進効果
  2. リラックス効果
  3. 美容効果
  4. 殺菌・抗菌効果

【ヴィヒタの効果1】血行促進効果

ヴィヒタ(白樺)の成分には、血行を促進させる血管拡張作用や血流改善作用があります

ヴィヒタで体を叩いたり、撫でたりして皮膚の表面を刺激することで、血行がさらに促進され、以下の効果を期待できます。

血行促進による効果
  • 疲労回復
  • むくみの解消
  • 冷え性の緩和
  • 不眠の改善
  • 肩こり、腰痛の改善
  • 発汗によるデトックス効果
  • 美肌効果

ヴィヒタを使うことで、日々のストレスや身体の不調を改善し、より元気に過ごせるようになるでしょう。

【ヴィヒタの効果2】リラックス効果

ヴィヒタ(白樺)が放つ爽やかな香りは、大自然を感じられ、まるで森の中にいるかのような気分にさせてくれます。

心が落ち着き、自律神経が整い、リラックス効果を高めてくれます

リラックス効果が高まると、質の高い睡眠を得られやすいです。

サウナとヴィヒタの使用で、心身ともにリフレッシュすることで、毎日をイキイキと過ごせるようになるでしょう。

【ヴィヒタの効果3】美容効果

ヴィヒタには、美容成分(アミノ酸、ミネラル、フラボノイドなど)が含まれており、主に以下のような効果を期待できます。

美容効果
  • 保湿
  • 毛穴の引き締め
  • 肌にツヤを出す
  • 肌のハリを保つ

他にも、前述したとおり、ウィスキングをすることで、血行が促進され、美肌効果を期待できます。

肌のすみずみまで栄養や酸素が届きやすくなり、新陳代謝が活発になるからです。

その結果、肌のターンオーバーの改善に繋がり、キメの整ったなめらかな肌に近づけます

【ヴィヒタの効果4】殺菌・抗菌効果

ヴィヒタ(白樺)に含まれる成分には、高い殺菌効果や天然の抗菌効果があり、肌に浸透させることで、肌の表面を清潔に保てます

ウィスキングをすることで、肌の皮脂や汚れも擦れて落ちるので、肌トラブルの予防に繋がります。

ヴィヒタの使い方3種をマスター!サウナライフを格上げ 

vihita-3

サウナの感じ方が変わるヴィヒタの使い方を3つ紹介します。

  1. ウィスキング(体を叩く、押し当てる、撫でる)
  2. サウナ室内に吊るす
  3. 水風呂に浮かべる

【ヴィヒタの使い方1】ウィスキング(体を叩く、押し当てる、撫でる)

ウィスキングとは、一般的にヴィヒタ(白樺の枝葉を束ねたもの)で体を叩いたり、押し当てたりして心身をリラックスさせる施術方法のことを指します。

ウィスキングを正しく行うことで、今まで感じたことのない極上のサウナ体験をできるでしょう。

浸けすぎると、香りが失われやすいので気をつけましょう。

ウィスキングのやり方

以下の順番で体を叩いたり、押し当てたりしていきます。

STEP
うつ伏せ

足先ふくらはぎもも裏背中

STEP
仰向け

足先もも腕(前後)

全身を素早くウィスキングするのではなく、一部位ずつ丁寧に行いましょう

同伴者がいる場合は、お互いに全身をウィスキングし合うことで、よりリラックスできるでしょう。

しかし、ウィスキングは奥が深いので、効果をしっかり得たい人はプロに施術してもらうのがおすすめです。

【ヴィヒタの使い方2】サウナ室内に吊るす

サウナ室内にヴィヒタを吊るすことで、室内に森の香りが充満し、大自然を感じるサウナを体験できます

同時にロウリュ(サウナストーンに水をかける)を行うことで、発生した水蒸気が一緒に香りを広げてくれるので、ヴィヒタの香りが際立ちます

ロウリュは部屋の湿度が上がり、リラックス効果も高まるのでおすすめです。

ヴィヒタ✖️ロウリュで、爽やかなひと時を過ごしてみてはどうでしょうか。

【ヴィヒタの使い方3】水風呂に浮かべる

ヴィヒタを水風呂に浮かべることで、水風呂に入った時の香りや視覚を楽しめます

水を通してヴィヒタの成分が肌に浸透することで、美容効果も期待できます

ヴィヒタを水風呂に浮かべて、香りや雰囲気を楽しんでみてはどうでしょうか。

ヴィヒタの選び方6つの秘訣!これで至福のひとときを

vihita-4
  1. 原産国
  2. 樹種の香り
  3. 鮮度
  4. フレッシュヴィヒタor乾燥ヴィヒタ
  5. サイズ
  6. その他(良いヴィヒタの条件)

【ヴィヒタの選び方1】原産国

気候の関係から、原産国によってヴィヒタ(白樺)の品質が変わってきます

白樺を育てる気候に適しているフィンランドやラトビアは、香りのよい、品質の高い白樺が収穫できます

日本でも、白樺は北海道や長野県などで作られています。

しかし、フィンランドやラトビアに比べて20℃以上も気温が高いので、葉の成長スピードが早く、結果的に香りの弱い白樺ができてしまいます。

カイセツさん

ラトビア産はフィンランド産に比べて、安い場合があるよ

【ヴィヒタの選び方2】樹種の香り

樹種香り
白樺爽やかな香り
オーク深みのあるウッディな香り
ユーカリスッキリとした清涼感のある香り

【ヴィヒタの選び方3】鮮度

鮮度は香りの強さを左右するので、ヴィヒタを選ぶ際に重要なポイントとなります。

新鮮なヴィヒタを手に入れる方法
①入荷→出荷の回転が早い販売店から購入する

回転が早いと、常に新しいヴィヒタが在庫にある状態を保持できます。
たとえば、定期的にサウナ施設に卸している販売店は、入荷→出荷のサイクルが早いので、新鮮なヴィヒタが手に入りやすいです。

②葉の香りや色を実際に確認できる店舗から購入する

鮮度が落ちたヴィヒタは、葉が茶色に変色し、香りが飛んでしまっています
実際に、自分で葉の香りや色を確認することで、新鮮なヴィヒタを手に入れられます。

【ヴィヒタの選び方4】フレッシュヴィヒタor乾燥ヴィヒタ

項目フレッシュヴィヒタ(生ヴィヒタ乾燥ヴィヒタ
特徴フレッシュで
甘みのある香り
長期保存ができる
入手時期6〜8月頃一年中
価格比較的高い比較的安い

【ヴィヒタの選び方5】サイズ

日本サウナ・スパ協会によると、施術者にとって適切なヴィヒタの長さは、指先から肘までの長さとされています。

自分に合ったサイズを選ぶことで、ウィスキングのしやすいヴィヒタを手に入れられます。

【ヴィヒタの選び方6】その他(良いヴィヒタの条件)

以下の条件をチェックすることで、失敗しないヴィヒタ選びができるでしょう。

良いヴィヒタの条件
  • 鮮度が良い(フレッシュな色)
  • 細い枝で束ねてある
  • 葉の量が多い
  • 形が綺麗(剪定してある)
  • 持ち手が紐でしっかり固定されている

ヴィヒタの再利用は3回まで!香りが冴えわたる最後の瞬間

vihita-5

ヴィヒタは、伝統的に使い捨てのアイテムですが、葉っぱと香りがある限り、何度でも使用できてしまいます。

しかし、サウナの専門家によると、経験則では1個のヴィヒタを1週間で1〜2回まで使用するのが望ましいようです。

再利用する場合は、ヴィヒタの効果を感じるために、以下の3つの条件を満たしているか、確認するのをおすすめします。

再利用の条件
  1. 葉の量が充分にあるか
  2. 葉が茶色に変色していないか
  3. 香りがしっかりあるか

ヴィヒタ使用後の手入れと保管方法3ステップで香りや効能をキープ

vihita-6

ヴィヒタを再利用するには、正しい手入れと保管を行い、鮮度を長持ちさせる事が重要です。

STEP
手入れ

水に30分ほど浸した後、葉に付着した皮脂や汚れを、手で優しく洗う。

STEP
乾燥

直射日光を避けて、風通しの良い日陰でしっかり乾燥させる。

直射日光が当たると、葉の変色が加速して劣化するので注意しましょう。

STEP
保管

0〜20℃の乾燥した室内に保管する。

長期間、保管する場合は、冷凍庫に入れることでヴィヒタの鮮度を長持ちさせられます。

湿った場所で保管するとカビや菌が発生しやすく、ヴィヒタの効果を充分に得られなくなります。

ヴィヒタ使用前にチェック!3つの注意点で完璧サウナ体験

vihita-7
  1. 施設のルールを確認する
  2. アレルギー反応に注意する
  3. 怪我に注意する

【ヴィヒタの注意点1】施設のルールを確認する

ヴィヒタを使うと、葉っぱが落ちたり、香りが残ったりする可能性があるので、施設に無断で使用してはいけません。

ヴィヒタの持ち込みは、施設によってルールが異なるので、事前に確認してから持ち込みましょう

【ヴィヒタの注意点2】アレルギー反応に注意する

白樺のヴィヒタを使用した場合、白樺花粉アレルギーの方は、以下のようなアレルギー反応が出る可能性があります。

アレルギー反応
  • くしゃみ
  • 鼻水
  • 目のかゆみ
  • 充血
  • 発疹

肌に異常が現れた場合は、使用を中止し、必要に応じて医療機関を受診するなど、適切な対応を心がけましょう。

白樺の成分が体質に合わない可能性もあるので、初めて使用する際は控えめに楽しむのがおすすめです。

【ヴィヒタの注意点3】怪我に注意する

ウィスキングする際に、以下の3つのことに配慮して怪我をしないように注意しましょう。

  1. 力加減
  2. 葉の状態
  3. 肌の状態

【ウィスキングの注意点1】力加減

強く叩きすぎると、肌を傷つけてしまいます

優しく叩いても効果は得られるので、力加減に気をつけましょう。

【ウィスキングの注意点2】葉の硬さ

葉が硬い状態だと、肌を傷つけてしまいます

前述した、ヴィヒタの使用前の準備のやり方で葉を柔らかくしてから使いましょう。

【ウィスキングの注意点3】肌の状態

肌に炎症や傷がある状態だと、症状が悪化する可能性があります。

医者に相談するか、肌が完治してから行うようにしましょう。

まとめ

vihita-8

当記事では、ヴィヒタについて、以下のことを紹介しました。

サウナ体験を深める!ヴィヒタの4つの驚きの効果
  1. 血行促進効果
  2. リラックス効果
  3. 美容効果
  4. 殺菌・抗菌効果
ヴィヒタの使い方3種をマスター!サウナライフを格上げ
  1. ウィスキング(体を叩く、押し当てる、撫でる)
  2. サウナ室内に吊るす
  3. 水風呂に浮かべる
ヴィヒタの選び方6つの秘訣!これで至福のひとときを
  1. 原産国
  2. 樹種の香り
  3. 鮮度
  4. フレッシュヴィヒタor乾燥ヴィヒタ
  5. サイズ
  6. その他(良いヴィヒタの条件)

良いヴィヒタの条件は、以下のとおりです。

  • 鮮度が良い(フレッシュな色)
  • 細い枝で束ねてある
  • 葉の量が多い
  • 形が綺麗(剪定してある)
  • 持ち手が紐でしっかり固定されている
ヴィヒタの再利用は3回まで!香りが冴えわたる最後の瞬間
再利用の条件
  • 葉の量が充分にあるか
  • 葉が茶色に変色していないか
  • 香りがしっかりあるか
ヴィヒタ使用後の手入れと保管方法3ステップで香りや効能をキープ
STEP

水に30分浸した後、手で優しく洗う

STEP

風通しの良い日陰で乾燥させる

STEP

0〜20℃の乾燥した室内で乾かす
長期間、保管する場合は冷凍庫に入れる

ヴィヒタ使用前にチェック!3つの注意点で完璧サウナ体験
  1. 施設のルールを確認する
  2. アレルギー反応に注意する
  3. 怪我に注意する

怪我を防ぐためには、力加減や葉の硬さ、肌の状態に配慮してウィスキングすることが大切です。

当記事で紹介した内容を参考に、新しいサウナライフを楽しんでいただけると幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください